「小学生の僕と友達を送ってくれると言ったド金髪ヤンキー。彼らのワゴンに乗り込むと『1人5千万円で...』」(山梨県・50代男性)
2022.10.22 14:00
真っ金金の金髪ヤンキーが登場
そんなことは知りもせず、4人は徒歩で長坂駅を目指すことにしました。
しかし山間の長い直線を下りきる前に日は落ちはじめ、待っていれば電車に乗れるはずだった16時が目前に。
そこで、距離感を勘違いしていたことに友人の一人が気付きます。
「やばい、バス停まで戻ろう」
そいつが叫びましたが、時すでに遅し。4人の前を、乗りたかったバスが走っていたのです。
そこに白い商用ワゴンが止まりました。
助手席に座っていたのは、そりゃもう真っ金金に髪の毛を染めたヤンキーのお姉さん。そんな人が「どこに行くぅ?」と声をかけてきたもので、僕たちは委縮してしまいました。
するとスライドドアが「ガガ~ァ」と開き、今度は白いつなぎのヤンキー兄さんが登場。
「送るから乗れし!!」
怖かったですが、僕たちは言われるがまま車に乗り、床に座り込みました。そこでヤンキー兄さんが言いました。
「一人5千万の4人で2億だな」