全アメリカ人が泣いてるわけないのに「全米が泣いた」 ←法律的に問題ないの?弁護士の見解は
2022.10.18 06:00
商売上手も度が過ぎると...
次はアメリカ映画の宣伝でよく目にする「全米が泣いた」というキャッチコピー。
これには「本当とは思わないですよね。言葉自体が一つのキャッチフレーズで、"客観的に事実を述べたものではない"と考えられます。問題はないですね」と本村弁護士。
最後は「本当は在庫が余っているのに『残りわずか』と告げて客をあおるのは?」という疑問です。
「これは微妙なんですが、残りわずかという表現は希少価値をアピールしているわけですよね。
事実ならもちろん許されるんですが、ウソなのにこういうことを言ってしまうと、不当に購買意欲を誘うということで違法となる可能性があります。ある程度は"商売上手"というレベルですが、度が過ぎると違法となるので気をつけて下さい」
とのこと。
売りたいのは分かりますが、ほどほどにということですね。
(ライター:まみ)