「妊娠中に遊びに行った地元のお祭り。大きなお腹で人混みに揉まれる私を見て、ヤンキー女子集団が...」(福井県・50代女性)
ヤンキーの女の子たちが......
お祭りはものすごい人出で、私は人混みの中で身動きが取れなくなってしまいました。
「お腹の赤ちゃんが潰れてしまう」
あまりの圧にそう思い、涙が出ます。お祭りに来てしまった自分を責めました。
その時、私の後ろから一喝する声が聞こえました。
「妊婦がいるんやで、押すな~!」
そして5~6人のヤンキーグループの女の子達が私の周りを囲むようにして、守ってくれたのです。
女の子たちが一緒に歩いてくれて、私は程なくして人混みを抜け出せました。彼女達は何事もなかったように立ち去っていきました。
あのとき、名前を聞かなかったことを、ずっと後悔しています。
あの女の子達は今、40代くらいでしょうか。私を助けてくれたことは忘れてしまっていると思いますが、私は生涯忘れません。本当にありがとうございました。
今でも忘れられない人はいますか?
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