まさか皆で吸ってるの...? 謎のイベント「秦野たばこ祭」の実態を、現地で調査してきた件
「たばこ音頭パレード」の大行進
2日目の午後からは、「たばこ音頭パレード」が行われた。「♪秦野葉たばこ 畑つくり ハーみてくれ秦野のはたらき手」と独特過ぎる歌詞が印象的な「秦野煙草音頭」に合わせて、踊り子たちが祭りの会場である通りを優雅に進む。
日が暮れた夕方からは、手作りのらんたんとフロート車のパレード「らんたん巡業」が行われた。手作りならではの温もりのあるデザインのフロート車はどれも魅力的で、ひきつけられるものがある。
そして、19時からはフィナーレの幕開けとなる「弘法の火祭」が始まった。
「弘法の火祭り」は、かつて弘法大師が秦野にある「弘法山」で修業を積んだ際、五穀豊穣を祈願して松明をたいたという故事にならったもの。弘法大師に扮した高橋昌和秦野市長ら一行が本町小学校から火を掲げて、秦野橋を通り水無川の対岸までパレードをする。
そして、ライトアップされた護摩壇に高橋市長が火をつけ、それに続いて川沿いに並ぶ大きな松明に火を灯した。