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まさか皆で吸ってるの...? 謎のイベント「秦野たばこ祭」の実態を、現地で調査してきた件

大山 雄也

大山 雄也

2022.10.03 13:00
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超ダイナミックな「採火」イベント

本町小学校前の人通り
本町小学校前の人通り

川沿いの道が人々で溢れ、祭り屋台がズラリと並ぶ。子供たちもたくさんで、祭りは大盛況。

喫煙所はあるものの、その辺でたばこを吸いまくっている人がいるわけではない。安心した。

しかしそうなると、なにが「たばこ祭」なのだろう。祭りに参加しながら、探ってみることにしよう。

24日は台風15号の影響で一部のイベントが中止に。しかし、この日のメインとも言えるイベントはしっかり行われた。

秦野市立本町小学校で開催される「ジャンボ火起こし綱引きコンテスト」だ。

木の棒を手でグリグリ回して火をおこす「火起こし器」のことは、皆さんきっとご存じだろう。このコンテストでは、秦野産の木材で作った約5メートルの高さの超巨大火起こし器に回しかけた綱を引き合い、火をおこすのだ。

モクモクと煙があがるジャンボ火起こし綱引きコンテスト(9月24日、Jタウンネット撮影)
モクモクと煙があがるジャンボ火起こし綱引きコンテスト(9月24日、Jタウンネット撮影)

1チームが2グループに分かれ、火起こし器を挟んで綱引き。今年は5チームが参加し、点火までにかかった時間を競い合う。

会場となった本町小学校には多くの人々が訪れ、参加者を応援。ダイナミックなイベントで初日から祭りはヒートアップしていた。

最も早いチームは1分22秒で点火
最も早いチームは1分22秒で点火

ここで生まれた種火でたばこを吸う――わけではなく、大きな松明にともされたあと、誰もが楽しめる豪華絢爛なファイヤーパフォーマンスの炎に。

そうして、祭りの1日目は終了した。

「たばこ音頭パレード」の大行進
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