指しているのは「北」じゃない! 京王多摩センター駅の「方位記号の基準」が、さすがすぎる
2022.09.27 20:00
「辻褄が合わない方位磁針」に気付き...
塚岡さんが話題の写真を撮影したのは2017年12月30日。場所は京王多摩センター駅の中央口改札を出てすぐのところだ。
「久しぶりに帰省して親を改札前で待っていた時に、この方位磁針が目に入って気になりました。この改札は南西方面を向いているので、赤い針が北を指しているとすると辻褄が合わないことに気づき、地図で確認してみたらピューロランドを指し示していました」(塚岡さん)
また、Jタウンネット記者は22日、京王電鉄にも話を聞いた。取材に応じた広報部担当者によると、方位記号の床装飾は2016年に行われた京王電鉄とサンリオのコラボレーション企画の一環で生まれたものだ。
「国内外で人気のハローキティをはじめとするサンリオキャラクターを用いて、サンリオの聖地サンリオピューロランドの玄関口としての京王多摩センター駅の魅力を伝え、国内外のお客さまの来訪と地域活性化を目的としています」
と広報部担当者。コラボレーション企画の公式サイトによると、ハローキティたちサンリオの人気キャラクターたちが描かれたステンドグラス風の天井照明が方位記号の真上にあるなど、構内にはサンリオ成分がたっぷり。ハローキティは名誉駅長に就任し、利用者の安全を見守っているという。
「サンリオピューロランドにお越しの際は、玄関口としての京王多摩センター駅を楽しんでいただくとともに、引き続き京王線をご利用いただけるよう周知を図っていきたいと思います」(広報部担当者)
サンリオピューロランドに遊びに行くときは、まず京王多摩センター駅から楽しまなくてはもったいなさそうだ......!