「高校からの帰り道、見知らぬおじさんが『何をしょんぼり歩いとんねや』。そのまま高級店に連れて行かれ...」(大阪府・40代男性)
シリーズ読者投稿~忘れられない「あの人」と~ 投稿者:Aさん(大阪府・40代男性)
高校時代、とぼとぼ歩いていたAさんに、スーツ姿の50代の男性が話しかけてきた。
「若いのに何をしょんぼり歩いとんねや」。男性はそう言って、Aさんを連れてある店に入った。
<Aさんの体験談>
高校の帰り、私はとぼとぼ歩いていました。その姿を見ていたスーツ姿の50代の男性から声をかけられたのです。
「若いのに何をしょんぼり歩いとんねや。うまいもん連れてったるさかい、元気出さんかい!」
私は男性の誘いを断り切れず、ついて行ってしまいました。
「元気出して生きなあかんねんで!」
びくびくしていた私を連れておじさんが入ったのは、1人前で2万円はする鉄板焼きのステーキハウス。
これは何かされると思い、お肉を味わうどころではありません。
しかし、食事を終えて店を出ると、おじさんはこう言いました。
「わし今日給料日やねん。元気出して生きなあかんねんで!」
そして、去っていったのです。
あの時のおじさん、本当にありがとうございました! ちゃんと味わっとけばよかった!(笑)
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