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美術館の中に「家」建てちゃいました 実物大の「昭和の暮らし」体感できる展覧会が楽しそう

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2022.09.06 06:00
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[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2022年8月9日放送では、レトロな昭和のおうちを体験できるイベントを紹介していました。

大阪市北区にある大阪中之島美術館では、8月6日~10月2日の期間に展覧会「みんなのまち大阪の肖像/第2期」を開催中。

戦後から現代までの「大阪の歩み」がテーマで、中でも目立つのが、万博が開催され、高度成長期をけん引した大阪が活気にあふれていた1970年代の展示です。

なんと会場内に実物大の平屋住宅が1軒丸ごと建っているのです。1975年の「4人家族が住む3LDKのプレハブ住宅」を再現した家の中には、ダイヤル式のカラーテレビや黒電話、花柄の炊飯器など、懐かしの昭和アイテムがずらりと並んでいます。

「当時のライフスタイル・新しい日本の暮らしを表現したような空間になっています」(特別協力「積水ハウス」担当者・太田聡さん)。

来場者は「当時の物が再現されていて懐かしい」「展示室の中に"一軒家"が建つインパクトがすごい」と話していました。

パナソニックが当時の家電を貸し出し

ちなみに、家の中にある家電製品はパナソニックグループが貸し出しています。大阪・門真市の本社には、歴代の家電製品約1700点を保管している収蔵庫があるそうです。

パナソニックミュージアムの学芸員・川原陽子さんはこの展示について、

「(70年代は)『暮らしを楽しくファッショナブルに』というキーワードに変わってきた時代。家電製品が美術館に展示されるのは珍しいので、ぜひご覧いただきたい」

と語ります。

展示には「TOTO」など多くの建材メーカーも協力しており、「『この時代ってこういうものがあったんだ』『こういう工夫があったんだ』と発見してもらうことで、次のアイデアの種になるかも」とのことでした。

昭和の暮らしを経験した人も、その頃はまだ生まれていなかった人も、ぜひ足を運んでみてくださいね。

(ライター:まみ)

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