市役所「鹿児島に灰を浴びに来る観光客が増えてくれたら」 発売から12年、いま再注目の「桜島降灰缶詰」とは何なのか
2022.08.19 08:00
「火山灰をちょっとでも県外に輸出して(笑)」
投稿者「もろ」さんによると、この缶詰を見つけ、撮影したのは、2018年10月だったという。
「父が鹿児島に住んでいるため、会いに行った帰りに、鹿児島空港で『オススメのお土産ある?』と聞いたら、空港内のファミリーマートに案内され、『火山灰をちょっとでも県外に輸出して(笑)』と笑いながら言われたので、『いいよ(笑)』と購入しました」
「文字通り、掃いて捨てるほど降り注いでる火山灰を、こうしてユーモアに変えてお土産にしていることに、驚きつつも笑った記憶があります。当時大学生だったため、サークルの飲み会でお土産として披露したら喜ばれそうだなとも思いました(笑)」(投稿者「もろ」さん)
なお、もろさんは開封後の出来事について、以下のように呟いている。
「みじろぎ一つで灰が舞い、拭いても掃除機でも取りきれず、拭き掃除をすれば灰の粒で傷をつけ、部屋の全てがジャリジャリになったから絶対開けるなよ マジで開けるなよ」
どうやら、火山灰の迷惑さも存分に味わうことができる商品らしい。
この火山灰缶を企画したのは、鹿児島県の中部、大隅半島の北西部に位置する垂水市だ。桜島の東側に隣接しているため、風向きによっては降灰の被害をもっとも受けやすい場所の一つと言える。
しかし、なぜこんなモノを作ったのか。垂水市役所にも聞いてみることにした。