まさか実在していたとは...!? 今にも羽ばたいていきそうな「グリフォン」がこの世に生み出される
2022.08.18 16:33
100枚近い羽を一枚一枚手作業で
らみさんは昔から動物やモンスター、空想の生き物が好きで、よくイラストを描いていたという。そして、それらを実際に具現化してみたいという思いから、2017年から立体作品も作るようになった。
「材料にはレジンやフェイクファーなどを使っています。また、翼部分は本物の白い羽を染めて作りました。制作手順は上手くまとめられないので割愛させていただきますが、今作は他の作品と並行して4月頃から制作を始めて、途中で一部作り直したりしつつ、8月に完成しました」(らみさん)
らみさんが特にこだわっているのは「翼」。羽の図鑑をじっくり見ながら一枚一枚形を整えて色をのせるという作業を100枚近くの羽に施したそうで、「結構大変でしたがそのおかげでリアルな羽に仕上がりました」。
ちなみにこの「グリフォン」、体・手足・尾に骨組みとしてワイヤーが入っているので、手足や尾を曲げ伸ばししたり首を傾けたりと、簡単なポージングも可能だそうだ。
作品がツイッター上で反響を集めていることについて、らみさんは
「沢山の人に見ていただき、あたたかい感想までいただけて本当に嬉しいですし、苦労して作った甲斐がありました。これからも驕らず、がむしゃらに精進していきたいと思います」
とコメントしている。次はどんな生き物が生み出されるのか、今から楽しみだ。