映画の中の世界みたい...! 金沢に誕生した「新しい石川県立図書館」が圧倒的にカッコイイ
本を読む・借りるだけじゃない――「出会う」ための図書館
新たな石川県立図書館では、「本を読む」「本を借りる」といった従来の図書館の機能だけでなく、「人・モノ・情報が集い、出会う場」となるような工夫を凝らしているという。
例えば「本と出会う12のテーマ」という本棚では身近で馴染み深いテーマ設定で本を並べるなど、本の並べ方などのソフト面にも気を配り、とても使いやすい図書館になっているそうだ。
「ぜひ、実際にご来館いただき、建物の魅力、厚みのある蔵書、様々なイベントなど、図書館のあらゆるものに触れていただきたいと思います。思いもよらない出会いから、皆様の人生の1ページをめくることができるよう、スタッフ一同お待ちしております」(石川県文化振興課図書館担当者)
そんな「新しい石川県立図書館」は、7月16日にオープンしたばかり。
「本を借りる」「書庫の本をカウンターで取り寄せる」「予約席を利用する」などといったサービスには利用者カードが必須だ。カードが無い人、またカードはあっても5年以上県立図書館を利用していない場合は、期限が切れているので、まずはカードを作成しよう。
ただ利用者カードがなくても、館内で様々な椅子に座って本を読んだり、くつろぐことはができるし、カフェも利用できる。まずは、「新しい石川県立図書館」に行ってみたら、いかが。
旧館があった金沢市本多町から同市小立野に場所を移した新館へは、車やバスが行きやすい。
16日の開館に合わせ、金沢市内を走る北鉄バスの路線変更が行われ、これまでの路線(最寄りバス停:崎浦公民館)はそのままに、敷地正面の新規バス停(石川県立図書館)までバスが乗り入れ、より便利になっているという。
休館日は月曜日(月曜が祝日の場合は火曜休館)。