「平成の空気」が閉じ込められてる...! 初めてなのに懐かしすぎる「さん・あぴお」を探索してみた
2022.07.18 20:00
初めて来たはずなのに見覚えがある!
埼玉・白岡で生まれ育った筆者が「さん・あぴお」を訪れるのは、今回が初めて。それなのに、施設の中に入った瞬間、懐かしさに襲われた。
入り口の自動ドアにはかつてポップを貼っていたのか、上部の金属部分にテープ跡が見られ、年季が感じ取れる。そして、ガラス面には赤い文字で斜めに書かれた「いらっしゃいませ」。
新しくてオシャレな商業施設では使われないだろうこのフォント......それだけで、ノスタルジックな気持ちになった。
さらに進んでいくと、施設の中心部には吹き抜けがある。
クリーム色の壁面に、淡い桃色の階段、1階部分にある宝くじ売り場のようなインフォメーションセンター――最近できたばかりの商業施設ではまずお目にかかれない、温もり溢れる空間。幼少期に祖父や祖母によく連れて行ってもらった商業施設の思い出が駆け巡る。
懐かしさのあまり、涙が出そうになってしまった。