ビートたけしに救われた町は、今―― 「ここに来れば、幸せになれる」熊野前商店街に残る思い
読者のみなさんは、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)を覚えているだろうか。
1985年4月から1996年10月にかけて、日曜20時に放送されていた伝説のバラエティ番組だ。
出演者には、ビートたけしさんや松方弘樹さん(故人)、高田純次さん、兵藤ゆきさん、島崎俊郎さんら豪華面々が並び、総合演出をテリー伊藤さんが務めていた。
「ダンス甲子園」をはじめとする一般人の参加企画、早朝にターゲットが寝ているそばで高田さんがバズーカを発砲する「早朝バズーカ」などのおふざけ企画、パンチパーマ軍団の相沢会長やエンペラー吉田さんをはじめとする一般人の個性的なキャラクターをフィーチャーしたコーナーなど、まさに「バラエティ」に相応しい多岐にわたる名物企画を続々と誕生させてきた。
そんな「元気が出るテレビ」放送終了から25年という長い月日が流れた2021年――。
Jタウンネットでは、番組初期の人気企画「復興広告計画」を振り返ってみることにした。