修学旅行の行先としてもおなじみの、日本を代表する文化財「奈良の大仏」。
正式名称は「東大寺盧舎那仏像」といい、奈良県奈良市の東大寺にある。
「奈良の大仏」と聞けば、ほとんどの人はこの巨大な仏像の姿を思い浮かべるだろう。
しかし、日本には「奈良の大仏」がもう1体存在していることを皆さんは御存知だろうか。
その大仏は奈良県ではなく、東大寺から遠く離れた千葉県中央部・市原市に存在している。
千葉にある「奈良の大仏」――なんともややこしい存在の正体を確かめるべく、2021年12月17日、Jタウンネット記者は市原市を訪れた。