「婆さんと爺さんが追剥ぎにあって殺されて...」 超不穏な伝説を持つ「子授け地蔵」が謎すぎた
2022.07.14 08:00
実際に行ってみた
憂鬱すぎる由来を持ちながらも、子宝にご利益がある――この何とも不思議な「石仏」はどんな姿をしているのか。
2022年6月30日、Jタウンネット記者は現地に向かった。
訪れたのは、表筑波スカイラインの道中にあるスポット。石岡市の媼ヶ峰(ばあがみね)駐車場を抜けると、草木が生い茂る中に赤い鳥居が見えてくる。その横にあるのが問題の看板だ。
鳥居をくぐって進んでいくと、願い事を書く木札の記帳台や、木札を奉納して賽銭を入れる箱があった。
ただ、草木が伸び放題でかなり荒れている印象を受ける。あたりには小さな地蔵が複数あったが、「抱き石」に関する説明は見当たらない。
その先には「遊歩道」と書かれた看板が立っていて、道はまだ続いてる。「子授け地蔵」は向こうにあるのか......?
若干の不安を抱きつつ筆者はさらに足を進めた。