まさに「石が生きとる生きとる」状態だ! マスクを作り、PCでテレワーク...ユニーク羅漢像並ぶお寺に注目集まる
2022.07.02 20:00
「現代の世相を表すものを作っていこう」
次にJタウンネット記者は浄慶寺に電話したのだが、東京都文京区の伝通院を案内された。同じ浄土宗という強い絆があるようで、伝通院住職は浄慶寺の住職も兼ねているそうだ。
そこで伝通院に電話し、いまSNSで話題となっている羅漢さんについて聞きたいと伝えると、「最近、問い合わせが多いのですよ」と苦笑しながら、次のように答えた。
「いま浄慶寺にある羅漢像は、もう30年以上も前から、茨城県のある石材店に制作を依頼しています。平成初期からだと思います。
現代の世相を表すものを作っていこうということで、住職と相談しながら、年に1体から2体、作ってもらっています。現在までに、約60体ございます。
最近のものだと、マスクをかけてミシンでマスクを縫っている羅漢さんとか、ノートPCでテレワーク中の羅漢さん、などでしょうか」(伝通院)
浄慶寺へ行くには、小田急線の柿生駅より南へ徒歩約10分。ユーモラスな羅漢さんに会いに、一度、訪れてみてはいかが。