「兄と祖父とゲーセンで遊んでいたのに、気付けばひとり。泣きながら2人を探していると、地元の中学生が...」(大阪府・10代)
私の歩幅に合わせて...
私は泣きながら「ゲームセンターに居ったら、おじいちゃんとお兄ちゃんがおらんくなった」と必死で彼女たちに伝えました。
すると彼女たちは「そっか。じゃあ、一緒に迷子センターに行こっか。歩ける?」と言って、私の歩幅に合わせてゆっくりと歩いてくれたのを覚えています。
2人は迷子センターに行く途中にも「名前言える?」「今何歳なん?」と話しかけてくれました。
迷子センターに着いて、私の迷子アナウンスが流れると、2人は「もう大丈夫やと思うから、帰るな」と言いました。「うん」と答えることしかできませんでしたが、2人は途中で振り返って手を振ってくれたような気がします。
その後、私はまさにスーパーから出るところだった兄と祖父に会うことができました。
今となってはもう2人の顔も覚えていない10年以上前のことですが、2人にとても感謝しています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
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