ビルの群れの中、堂々そびえる真っ赤な鳥居 東京・日本橋にある神社の「サイバー感」がカッコイイ
「室町にある東京一カッコいい鳥居」
そんなコメントと共に投稿された鳥居の写真が、ツイッター上で話題になっている。
こちらは、東京都在住のフォトグラファー「Junya Watanabe」(@jungraphy___)さんが2022年5月16日に投稿した写真だ。
夜の高層ビル群の中に立っている、真っ赤な鳥居。「大都会の景色」と「神社仏閣」というちぐはぐなツーショットが、どことなくSFチックでオシャレな世界観を醸し出している。
まるでサイバーパンク映画なんかに出てきそうな光景に魅了された人も少なくないようで、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「サイバーな鳥居」
「オシャレ過ぎます!」
「都市の中ってのがもうメタバース」
「発展する都市と伝統が調和していて面白い」
Jタウンネット記者が19日、Junyaさんに写真について聞いたところ、撮影場所は東京都中央区の日本橋室町にある福徳神社。
三井不動産による2014年10月23日のニュースリリースによると、福徳神社は貞観年間(860 ~876年)にはこの地に鎮座していたと言われる神社で、同社の「日本橋再生計画」の一環で再建された。
そんな場所を撮影するにあたってこだわったポイントについて、Junyaさんは
「10ミリメートルの超広角レンズを使用し、迫力が出るように撮影しました。
また、人を入れたほうが良い構図になると思いましたので、モデルさんに着物を着ていただき構図に入ってもらいました」
と説明した。
「ビルの谷間にこういった神社があるのは東京でも珍しいと思います。発展する都市と伝統が調和していて面白い場所だと思います」(Junyaさん)
大都会の真ん中にそびえ立つ鳥居は、これからも道行く人々を見守っていくのだろう。