「突然の大雨でずぶ濡れになってしまった高校生の私。そのままバスに乗ると、運転手がマイクを通して...」(愛知県・60代女性)
「今でも感謝しかありません」
そんな状態では、とても座席に座る事は出来ません。
そこで立ったまま乗っていると、運転手さんがマイクで何かを言いました。そしてその運転手さんは片手にタオルを持って私に差し出してくれたのです。
私は運転席に近付き、会釈してタオルを受け取って髪を拭かせて貰いました。やがて終点の駅に着き、私は再び会釈してタオルを返しバスを降りました。

あの時、何故もっとハッキリお礼が言えなかったんだろうと悔やんでいます。顔も知らない運転手さんの温かい気持ちに今でも感謝しかありません。
改めて、あの時のバスの運転手さんに「ありがとうございました」とお礼が言いたいです。
そして今では自分の車に傘を数本、乗せています。そして、雨の中で困っている人を見かけたら「これ使って下さい。返してくれなくて結構です」と言って渡しています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)