「ちむどんどん」でブーム到来? どん兵衛・マルちゃん・トップバリュの「沖縄そば」カップ麺をマニアが徹底比較
東洋水産「沖縄そば」
続いては、東洋水産の「沖縄そば」。
東洋水産は沖縄限定のレギュラー商品としてどんぶり型カップ麺と袋麺の「沖縄そば」を販売していて、今回の商品はそのタテ型大盛カップ麺バージョンとなります。
同社は以前から「沖縄そば」に力を入れており、スーパーで催される沖縄の食品フェアなどでは、東洋水産の沖縄限定「沖縄そば」は必ずと言って良いほど取り扱われる定番中の定番商品です。
豚と鰹のだしを効かせた塩味のスープですが、こちらは塩味が力強く、紅生姜がスープに鋭いキレを加えています。
同じ「沖縄そば」でも昆布のやわらかい味が光る「どん兵衛」とはずいぶん方向性が違っており、甘さよりも鋭さが際立っていました。
紅生姜を分けられないので苦手な人は注意が必要ですが、紅生姜はスープの大きな魅力につながっている重要な存在です。
麺は幅広で黄色みがかった油揚げ麺で、見た目はカップうどんっぽいですが、ボソボソした食感で沖縄そばの麺を再現しています。
「どん兵衛」より麺に厚みがあり、濃い味のつゆとバランスがとれていました。
そしてこちらも「かんすい」が使われており、うどんではないことがわかります。
お店のようにソーキが入っているわけではありませんが、細切れの豚肉がたくさん入っていて、今回の3品で具が最も充実しています。