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沖縄の博物館に「アベノマスク」展示される 真意はどこに?学芸員に聞いた

大久保 歩

大久保 歩

2021.11.17 13:13
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2020年4月、新型コロナウイルス感染症対策として、日本の全世帯を対象に2枚の布マスクが配られたことは記憶に新しい。

当時の首相・安倍晋三氏の名前をもじった「アベノマスク」という呼び方も定着したが......あの「アベノマスク」が今、沖縄市立郷土博物館に展示されているとツイッターで話題になっているのをご存じだろうか。

(京都大学OASES projectのツイートより)

こちらが話題の写真。沖縄・宮古島で天体観測プロジェクトを行う団体「京都大学 OASES project」の公式アカウントが、2021年11月10日に投稿した。

写真を見ると、たしかに「布マスク」と題し、昨年4月から一斉に配布された布マスク2枚が展示されている。キャプションの説明は、こうだ。

「2020年、新型コロナウイルス感染症の対策として日本中に配られたものです。『アベノマスク』と呼ばれました。学芸員の家に配達されたものを、収蔵品として博物館で保管することにしました。
これは、将来的にコロナウイルス感染症のころの沖縄の世相を振り返る展示に使うためです。このようなモノは大量に出回ったため、かえって大事にされずに短期間で姿を消してしまいがちです」

どうやら、コロナ禍の沖縄を振り返る目的で展示されているようだ。しかし、なぜ「アベノマスク」を?

Jタウンネット記者は15日、沖縄市立郷土博物館を取材した。

「10年、20年、50年後の人々に...」
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