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北海道の焼きそばは「やき弁」だけじゃない! 道民が愛する2種をマニアが徹底解説

オサーン

オサーン

2022.04.24 11:00
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ジャンキーさはあまりなく、優しい味の「ホンコンやきそば」

謎の「中華コック長」が描かれた「ホンコンやきそば」
謎の「中華コック長」が描かれた「ホンコンやきそば」

「ホンコンやきそば」は「日清焼そば」と同じ1963年に全国で発売されたエスビー食品の商品で、現在は販路が縮小されて、北海道、宮城県、大分県の一部で売られています。

いかにも昔からあるクラシックなパッケージデザインですが、描かれている「中華コック長」とは一体ナニモノなのでしょうか。「ホンコン」と関係しているのは間違いなさそうです。

「ホンコンやきそば」完成
「ホンコンやきそば」完成

ほんのりとソースが香りますが、かなりの薄味で、今回野菜類を入れたことでいっそう薄味になっています。

現在主流の焼そばソースの傾向は、酸味や甘みを効かせたり、スパイスが強く感じられたりと、メリハリのついた味のものが多いですが、「ホンコンやきそば」のソースは刺激がまったくない昔懐かしの味。調理前の麺をパリポリ食べても「ベビースターラーメン」より薄味なくらいです。

今回のように具を入れると味が薄くなるので、薄味が気になる場合は具を入れないか、具を別調理で味付けして加える必要があります。

太めの麺とふりかけ
太めの麺とふりかけ

麺は中太程度で、焼そばとしては太め。

ソースがうす味なので、太めの麺の油揚げ麺臭が前面に出てくるバランスとなっており、食事というより間食とかおやつ感が強いです。

ふりかけにはアオサやごまが入っていて量は多め。ソースがうす味なことで、香ばしさが目立って感じられました。

インスタントの焼そばといえばジャンキーな味のイメージが強いですが、油揚げ麺臭が感じられる以外はやさしい味です。

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