「やき弁」は洋風になっても「やき弁」だった 新発売のパスタ風フレーバーを食べてみた結果
マニアと味わう「ご当地カップ麺」の世界
第六十九回 東洋水産「やきそば弁当」の「ミートソース風」と「クリームソース風」 文・写真:オサーン
カップ麺ブロガーのオサーンです。「ご当地カップ麺」連載の第六十九回目となる今回は、北海道のソウルフード「やきそば弁当」シリーズから発売された新商品、「ミートソース風」と「クリームソース風」をレビューしていきます。
「やきそば弁当」は、1975年発売の東洋水産の北海道限定カップ焼そばシリーズ。北海道では、全国的に有名な「UFO」や「ペヤング」を差し置いて圧倒的に支持されるソウルフード的な存在で、「やき弁」として親しまれています。
大きな特徴は戻し湯で作る「中華スープ」の素が付いていること。塩気強めなスープで、「UFO」や「ペヤング」に比べるとやさしい味わいのソースと相性抜群です。
また、やさしい味なのでアレンジやしやすいのも特徴で、マヨネーズやふりかけなど、道民は独自の食べ方の流儀を持っている場合が多いです。