「進捗ありません」とは、言わせません! 目標を達成するまで帰れない「原稿執筆カフェ」爆誕
「進捗」どうですか?
川井さんは、東京都杉並区にある映像撮影スタジオ「高円寺三角地帯」のオーナー。
「原稿執筆カフェ」はこのスタジオの閑散時間帯を活用して営業する「原稿執筆をする人限定のコワーキングスペース」で、22年4月7日に最初の営業日を迎えた。
1時間300円で、最大6時間の利用が可能。セルフサービスのコーヒーやお茶は飲み放題で、全席に電源コンセントとUSB高速充電ポートを完備。さらに、店内では高速Wi-Fiも使える......まさに執筆作業にはうってつけの「原稿執筆カフェ」。利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があるという。
「まず、入店できるのは『原稿執筆』をする方のみです。また、入店時には『作業目標』を決めていただきます。例えば、『3000文字のコラムを書く』などです。この『作業目標』が終わらないと、カフェからは退店できません」(川井さん)
なんと、入店時に設定した作業目標を終わらせるまで帰れないのだ!しかも1時間ごとに店長が進捗を尋ねてくるという。
これは否が応でも執筆作業がはかどりそう。締切に追われている場合なんかには、ありがたいシステムだろう。