牡蠣のパワーで水を浄化! 広島の企業が開発した「スーパートイレ」が、かなり凄い
2022.04.13 06:00
なぜ「カキ殻」に注目?
この装置はすでに国内だけでも下水道の通っていない山など700か所以上に設置されていて、自治体や企業からの依頼で年に5カ所程度新設されているとのこと。
装置があれば災害時に上下水道が途絶えた時でもトイレを不自由なく使うことができるので、水に困っている所に設置していきたいということです。
ちなみに、装置にカキの殻を使うことにしたのには、広島ならではの理由がありました。
「元々カキ殻に水をきれいにするという能力があるという事はわかっていました。カキの殻が水揚げされて産業廃棄物として処分に困っていたので資源として有効活用しよう、と」(岡本さん)
カキが意外なところで役立っているんですね。
(ライター:momiji)