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牡蠣のパワーで水を浄化! 広島の企業が開発した「スーパートイレ」が、かなり凄い

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2022.04.13 06:00
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[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2022年3月30日放送の「地球派宣言」のコーナーでは、水道が通っていないスリランカや富士山の山小屋で、広島を代表する特産品を使った「スーパートイレ」が活躍していることを取り上げていました。

そのトイレを作ったのは福山市の企業「永和国土環境」。

一般的に公衆トイレで使われた水は下水道や浄化槽に流しますが、下水道が通っていない場所ではそれができません。

そこで、「排水再利用装置 アクアメイク」を使い、トイレの排水を浄化して再利用するのです。

装置内には約900個のカキ殻と活性炭が入っていて、1日300回トイレを使っても1週間で水の汚れを取り除いてくれるそうです。

カキの殻で!?(画像はイメージ)
カキの殻で!?(画像はイメージ)
「浄化槽の排水って言ったらドブ臭みたいな形でニオイが出るんですけど、カキ殻に触れることによってアルカリ成分が溶け出して、中和してやって臭いがなくなる。カキ殻の表面は複雑な形状になってますので、そこに微生物が住みついて浄化効力を上げる」(永和国土環境 海外事業部の岡本修次さん)

浄化が終わった水は、イワナが住めるくらいキレイな水質になっているのだそう。

なぜ「カキ殻」に注目?

この装置はすでに国内だけでも下水道の通っていない山など700か所以上に設置されていて、自治体や企業からの依頼で年に5カ所程度新設されているとのこと。

装置があれば災害時に上下水道が途絶えた時でもトイレを不自由なく使うことができるので、水に困っている所に設置していきたいということです。

ちなみに、装置にカキの殻を使うことにしたのには、広島ならではの理由がありました。

「元々カキ殻に水をきれいにするという能力があるという事はわかっていました。カキの殻が水揚げされて産業廃棄物として処分に困っていたので資源として有効活用しよう、と」(岡本さん)
殻の処分に困っていた(画像はイメージ)
殻の処分に困っていた(画像はイメージ)

カキが意外なところで役立っているんですね。

(ライター:momiji)

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