手を突っ込んだら→大惨事 華やかだけど超絶危険な「おさかな地獄」がこちらです
「すべて僕が採集しました」
ハナミノカサゴとキリンミノは背、腹、尻の各ひれの棘に強い毒。そして、ヒロオウミヘビは牙に神経毒がある。こんな奴らが集まったバケツに手を入れたら......想像するだけでもゾッとしてしまう。
それにしても、これだけ危険な魚をどのように集めたのだろうか。4月1日、Jタウンネット記者がren(@osakana__ren)さんに取材を行うと、驚きの回答があった。
「すべて僕が採集したものです。素潜りにて採集しました」
自力で集めてしまうとは、すごすぎる。しかも、renさんはバケツの魚のうち、ハナミノカサゴとキリンミノは飼育もしているという。
それだけ魚たちと関わっていれば、どこかのタイミングで毒の餌食になってしまっていても不思議ではない。renさん自身が刺されたり、噛まれたりした経験がないかを聞くと、こんな話を聞かせてくれた。
「バケツの中の魚には刺されたことがありませんが、友人がハナミノカサゴに刺された時は数日間、手に激痛が走りパンパンに腫れたそうです」
......身の毛がよだつ話である。
ちなみにキリンミノは、「国立青少年教育振興機構」のウェブサイトによれば、刺されると猛烈な痛みが全身に広がるほか、嘔吐、頭痛、発汗、呼吸困難、手足のマヒなどを併発する可能性があるという。またヒロオウミヘビはハブやマムシを上回る毒の強さを持っていると2013年1月の「海のはくぶつかん 東海大学社会教育センターだより」に記載されている。
もしも、ハナミノカサゴ、キリンミノ、ヒロオウミヘビのいずれを見かけてもむやみに近づいたり、触ったりしないよう、気を付けていただきたい!