「川で溺れているところを助けてくれたお兄さん。お礼すら言わない私に『かわいくねぇ』と言いつつも...」(埼玉県・30代男性)
「ありがとう」が言えないまま...
お兄さんは私に「かわいくねぇ」とだけ言って、親の元へ連れて行ってくれ、それきりです。
私を助けてくださった、名前も知らぬお兄さん。私は幼なすぎるために生意気で、命の恩人に対してありがとうすら言えませんでした。今、あの時のお兄さんに、この場を借りて心から感謝を申し上げます。本当に本当にありがとうございます。
お兄さんの助けなしに、私は生き延びることが出来ませんでした。本来であればお会いして、感謝と謝罪を申し上げたいのですが、30年間叶わないまま。
直接感謝を伝えられない無礼をどうかお許しください。そして、今どこかで元気で暮らしていることを祈ります。どうかこれからもご自愛ください。ありがとうございました。
誰かに伝えたい、あのときは「ごめんなさい」「ありがとう」、ありませんか?
身近な家族や友達はもちろん、今はもう会うことのない疎遠になった知人、偶然出くわした見知らぬ人......そんな相手との、心の「しこり」のような思い出が誰にも1つや2つはあるものだ。
一方で、当時はお礼を言えなかったけれども、今でも温かい思い出として残っている「感謝」の気持ちを抱いている人もいるだろう。
そこでJタウンネットでは、読者の皆様の「今さらかもしれないけれど謝りたいこと」や「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)