観光PRなのに殺し合い...!? 金沢の魅力を発信するショートムービー「ヘブンズ・ラッシュ」が異色すぎる件
どのあたりが「観光PR」?
観光PRムービーなのに、なぜこんなにアクションが激しいの......? Jタウンネット記者が2月28日、カナザワ映画祭を主催する「映画の会」代表理事の小野寺生哉さんに、その疑問をぶつけたところ、こんな回答があった。
「とにかく作品として見た人に面白さを感じてもらえなければPRにならないと考えています」
面白さを優先した結果が、「ヘブンズ・ラッシュ」ということなのだろう。しかし、肝心の「観光PR」要素は動画を見ただけではわかりにくい。どのあたりに要素があるのかを聞くと、
「作品全体の雰囲気が金沢そのものなので、あの空気感に興味のある方は一度金沢を訪れたくなるでしょう」
と小野寺さん。言われてみれば、筆者も「北陸代理戦争」を観た後に福井へ行きたくてうずうずした経験がある......。

また、小野寺さんを通じて、阪元監督のコメントもJタウンネットに到着した。
「ひとつの町を舞台にアクション短編ドラマを作るのはずっと夢でした。物語の整合性や成長といったものより、なにより金沢の至る場所でアクションを撮ることをなによりも目標にしました」
監督の熱意も反映された「ヘブンズ・ラッシュ」。これを観れば読者のみなさんも金沢に行きたくなるかも!?
【#金沢観光PRムービー】
— 阪元裕吾@「ベビわる」「黄龍の村」「国岡」公開中! (@ashida10721) February 18, 2022
「ヘブンズ・ラッシュ」を監督しました!!!#山口大地 さん主演!!!https://t.co/pRfdoxnAbr
公式の観光PRムービーなのでいつもの作風は抑え、
金沢の魅力をたっぷり盛り込みました!!!
最後まで見ると良いことあるかも…?!#ヘブンズラッシュ pic.twitter.com/VRsh7qDYdW