観光PRなのに殺し合い...!? 金沢の魅力を発信するショートムービー「ヘブンズ・ラッシュ」が異色すぎる件
2022.03.03 20:00
「このままでは金沢の観光資源が殺し屋になってしまう」
監督を務めたのは、福士誠治さん主演作「ある用務員」や、などで知られる阪元裕吾さん。「日本暴力映画界の新星」として注目されている人物だ。
「ヘブンズ・ラッシュ」は殺し屋の生活を追ったドキュメンタリー風映画「最強殺し屋伝説国岡」(21年公開)のスピンオフ作品と位置づけられているものの、撮影が行われた石川県金沢市、そして同市で開かれる「カナザワ映画祭」の魅力を発信する取り組みの一環として作られた。
阪元監督は自身のツイッターアカウントでこの作品について、
「公式の観光PRムービーなのでいつもの作風は抑え、金沢の魅力をたっぷり盛り込みました!!!」
とコメント。観光PRムービーといえば、ご当地の名所やグルメの魅力をフィーチャーした、ゆったりとした雰囲気のものが思い浮かぶ。ところが「ヘブンズ・ラッシュ」は、暴力描写やアクション作品を得意とする阪元監督らしさ全開。
あまりにも風変りなPRムービーはツイッターでこんな評価を獲得している。
「金沢観光PRムービーと称しながらガチガチのアクションで笑ってしまった。このままでは金沢の観光資源が殺し屋になってしまう」
「めちゃくちゃかっこいいので見てほしい!!!!! スタイリッシュに登場人物が殺し合い殴り合うだけの観光ムービーを......!!!!!!」