「公共交通機関で子供が泣き出してしまった」
おそらく多くの人が、そんな状況に居合わせたことがあるだろう。Jタウンネット編集部に日々寄せられる投稿にも、その時のことを振り返るものが多い。
今回ご紹介するのも、そのうちの一通だ。
神奈川県在住の読者・Iさん(40代・女性)は3年ほど前のある日、夫と息子と3人で出かけていた。
息子は当時3歳。いつもはおとなしいのに、その日に限って電車の中で、火がついたように泣き始めたのだという。
――これはもう電車を降りるしかない。
そう考えていたIさんたちの元に、大学生くらいの女性が近づいてきた。