茶葉がひらくのを待ちながら、言葉の世界も楽しめる...! 美大生が発明した「試し読みできる」ティーバッグに大反響
カップにティーバッグを入れ、お湯を注ぎ......紅茶ができあがるまでの数分間、あなたは何をしているだろう?
ちょっとしたスキマ時間がなんとなく手持ち無沙汰で、スマホをいじって待つ......という現代病患者にこそぜひ知ってほしいアイテムが今、注目を集めている。ある美大生がデザインした「ティーバッグ」だ。
これは、ツイッターユーザーの行雲さん(@gyouzazaza_za)が2022年1月18日に投稿した写真。
現在、美術大学の3年生である行雲さんが、1年生のときにデザイン科の課題で作った作品をリメイクしたものだという。
課題内容は、紅茶のティーバッグを、機能面を重視した場合と楽しむことを重視した場合とで、2パターン考えてリデザインすること。
行雲さんが制作した作品「LEAF TIME」は、個包装を開くと小さな本になっていて、しおりひもの先にはティーバッグが。
そう、紅茶ができるまでの間に小説の試し読みができるという、ユニークなアイデアなのだ。
スキマ時間を活用できるだけでなく、見た目も楽しい作品で、大学の課題にとどまらず、商品化してほしいくらいのクオリティ......はたして、この作品はどのように生まれたのだろう。Jタウンネット記者は21日、作者の行雲さんに詳しい話を聞いた。