こうかはばつぐんだ!? 「子供にゲームをやめさせたい親」のセリフに心えぐられる件
小学校教員が話す「ゲーム嫌いの男の子」
さらには、富田さんがツイートした「ゲームをやめさせるために一計を案じた親」の行動が現実でいかに効果的か、実感させられるような投稿もまた話題を呼んでいる。
小学校教員であるツイッターユーザーのエイさん(@zikatu1)が19日に投稿した、以下のツイートだ。
「『ゲームが嫌いになった』という男の子。訳を聞くと、Switchの日付を変更したら、お父さんのあつ森の株が全部腐ってしまい父親は激怒。『総額100万の損失返すまで、ゲームやめれまてん』と言われ、その日からひたすら貝殻や木の実を集めてるらしい...『今日も帰ったら働かなくちゃ』と嘆いてた」
勤務先の学校で、ゲームが嫌いになってしまった児童から話を聞いたというエイさん。
まさに、ゲームが「やらなければいけない義務」、労働となった結果である。ここで登場するお父さんが、息子にゲームをやめさせるためにノルマを課したのかは不明だが......(おそらくカブが腐った分を取り戻すのに必死だっただけだろう)。
エイさんの投稿も多くの人の共感を呼び、なんと20万超の「いいね」、3万超のリツイートが集まっている(20日時点)。
さらに、エイさんは
「強制ノルマが生まれるとゲームも嫌いになるみたいです。子どもには悪いですが、ゲーム離れの方法として勉強になりました」
とも投稿。
好きなことでも「義務」や「ノルマ」になると嫌いになる。そんな子供たちは多いのかもしれない。いや、大人だってそうかも......。
※「Minecraft」(マインクラフト)のような、ゲーム内の世界を創り上げていくシミュレーションゲーム。決まった攻略ルートを進む必要のない「オープンワールド」ゲームをこう呼ぶこともある。