誰も助けてはくれない――雪道で動けなくなった1人の教師は投げやりになり「それなら、皆困ればいい」
2022.01.18 11:00
後ろに連なる車は皆、知らんぷりです――。
青森県在住のHさん(50代女性)から10年程前の体験談がJタウンネットに寄せられた。
毎日仕事帰りに入院中の父親の元へ、車で通っていたHさん。その日は雪のせいで路面の状態が悪く、道は渋滞していた。
そのため発進と停車の繰り返し。すると不幸にも車が動かなくなってしまったという。
心身共にヘトヘトなのに......。家庭の事情に加えて、困っているのに誰も手助けしてくれないという状況が重なり、投げやりな気持ちになってしまったそうだ。
Hさんの車が動かないと、後ろだって動けない。でも、助けてくれない人達なんて「困ればいい」。
そう思っていた彼女に、窓の外から声をかけた若者がいた。