まるで「足の引っ張り合い」 複雑に絡まりあったクラゲの姿に衝撃走る→こんなになって大丈夫?水族館に聞くと...
1つの餌の争奪戦!?
まずJタウンネット記者11日、投稿者のきさらんどさんを取材した。写真を撮影したのは、「アクアワールド茨城県大洗水族館」(茨城県)だったという。
「以前も何回か絡まっているクラゲは見たことがありましたが、これだけの数の個体がバラバラの方向に泳いで行こうとしているところがおもしろいと思いました」
と撮影時を振り返る。
この写真のように、クラゲの触手が絡んでしまうことはよくあるのだろうか。また、どのようなときに絡んでしまうのだろうか。
記者の質問に対し、アクアワールド茨城県大洗水族館の飼育担当者から14日、こんな回答が返ってきた。
「1日1回、生きているアミエビを餌で与えていますが、その時に1つのアミエビを何匹ものリュウセイクラゲが取り合って触手が絡んでしまうことがあります。頻度的には時々といったところでしょうか」(担当飼育員)
「リュウセイクラゲ」は、15年に発見さればかりの新種で、福島、茨城、神奈川県の一部でのみ確認されている日本固有種。ちなみに透明な体の四隅から4本の触手が伸びる様が流星に見えることからこの名前がついたのだそうだ。