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塩えにょ、あざみのとう、さわもだし... 道の駅で買った食材たちが、謎のベールに包まれすぎてる

福田 週人

福田 週人

2022.01.05 06:00
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みそ汁や煮物にして食べる

さて、「塩えにょ」「さわもだし」「あざみのとう」は、それぞれどういったモノなのだろうか。

Jタウンネット記者は12月2日、オガーレに食材を出品している上杉組(秋田県北秋田市)の山菜部の担当者に話を聞いた。

すこやかむいむいさんが購入した3種のうち、「あざみのとう」と「さわもだし」は同社が出品している商品だ。

「『あざみのとう』は、アザミ(花のアザミとは別のもの)という植物の、花を咲かせる前の茎部分を指す『とう』のことです。 5月ごろに山で採取したものを、生のまま塩蔵して保存食にします。また、採ったものの皮を剥いて茹でてそのまま食べることもできます。いずれの場合も、みそ汁や煮物にしていただきます」(担当者)
あざみのとう(画像は上杉組オンライン山菜ショップより)
あざみのとう(画像は上杉組オンライン山菜ショップより)

次に「さわもだし」だが、これはキノコの一種である「ナラタケ」の秋田での呼び名だという。こちらは9月中旬から下旬ごろの期間に山で採取できる。

「採ってきたらすぐに茹でて水洗いします。水を切ったそのまま食べることもできますが、塩蔵して保存食にもできます。塩蔵したものを食べる時は、流水で塩気を抜いたあと、みそ汁や煮物にしたり、なめこおろしの要領で大根おろしと一緒に食べたりします」(担当者)
ついに「えにょ」の謎が明かされる
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