「追いサバ」で深まる旨みに脱帽 こだわりの三陸ブランド「サヴァ缶」カップスープを食べてみた
2022.01.02 11:00
サバの美味しさを活かした洋風の薄味
三陸産のサバは缶詰の他にも多くの商品で扱われる名産品で、宮城県・石巻には三陸産のサバを使ったご当地ラーメンもあり、以前にカップ麺になったこともあります。
「サヴァ?缶」の「オリーブオイル漬け」は、シンプルにオリーブオイル香る塩味で味は薄め。サバの脂の旨みが活きています。
良いサバだからなのか、加工が良いからなのかはわかりませんが、サバ特有の臭みが少ないためとても食べやすく、あっさり味付けに留めることでサバの旨みを最大限に活かしています。
「パプリカチリソース味」も、チリソースとかいかにも強そうな味に見えて、やはりあっさり味。
ほんのり香るパプリカとピリ辛以下の辛さがアクセントになっていますが、主役は分厚いサバの旨み。
ピリ辛がサバの脂の上品な美味しさを引き立てていました。
筆者は普段から味噌煮や水煮などのサバ缶はよく食べるのですが、味付けよりもサバ自体の味がクローズアップされる点では、今回の2味はどちらも水煮のの立ち位置に近い印象。
しかし、他にここまでサバの旨みを全開に感じられる缶詰はあまり記憶になく、身も骨もやわらかくて上品で、サバが美味しい魚であると改めて実感できました。