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ビートたけしに救われた町は、今―― 「ここに来ないと死んでしまう」フラワー通り商店街から消えた面影

大山 雄也

大山 雄也

2021.12.30 06:00
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元気が出るハウスの設置、ミニドラマも......

浦安フラワー商店街は現在、名前が少し変わり「堀江フラワー通り」になっている。

堀江フラワー通りの看板(2021年12月8日、Jタウンネット撮影)
堀江フラワー通りの看板(2021年12月8日、Jタウンネット撮影)

この商店街は、番組から「ここに来ないと死んでしまう」とのキャッチコピーが送られ、この言葉が使われたポスターが作られた。さらに、「たけし猫招き神社」や番組オリジナルグッズの販売が行われる「元気が出るハウス」も設置された。

また、俳優の原田大二郎さんや当時の商店街の方々が出演したミニドラマまで制作された。

前回取り上げた熊野前商店街同様、番組で紹介されたことで全国的に知名度が上がったフラワー商店街だが、放送終了から25年、企画の実施から36年と長い時間を経てどう変わっているのか。

12月7日、Jタウンネットは現在も堀江フラワー通りに店を構える「徳兵衛商店」の店主に電話を通じて、「元気が出るテレビ」についての話を聞いたが、

「世代交代とかでもう番組のことを覚えている人はいないんじゃないかな......」

と、復興広告計画についての話は得られなかった。

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