ピルスナー、IPA、ベルジャン・ホワイト... 「クラフトビール」って色々あるけど、一体どんな違いがあるの?
ベルジャンホワイトを使ったムール貝の酒蒸し...?
最後に飲んだのは、ベルジャンホワイト。ピルスナーに近い色合いだが、こちらはオレンジピール(オレンジの皮)が使用され柑橘系の爽やかな風味が口に広がる。深谷さん曰く、合う料理の鉄板はムール貝の酒蒸しだという。
「ベルジャンホワイトは、爽やかな酸味や甘みが特徴的で、サラダや海鮮系の食材がピッタリ。ムール貝のクラフトビール煮にも使っていますので、合わせて食べていただくのがオススメです」(深谷さん)
ムール貝を口に放り込んで、オレンジ風味のビールをゴクリ。出汁と香りの相性はバッチリで、潮風に吹かれながらビールを飲んでいる気持ちになった。
いやはや最高のクラフトビールたちと食事だった。クラフトビール初心者にはまず、お酒感が強くないピルスナーをオススメしたい......!
なお、「新宿エール」は1階がスタンディングバー、2階がカウンターバー、3階がビール工房、そして屋上は貸切バーベキュースペースになっている。
ビール工房は11月22日にできた醸造所。現在は準備中で、遅くとも22年1月ごろから醸造を開始するという。
「7種類のクラフトビールは変わらず販売しつつ、店内で作りたてのよりフレッシュなクラフトビールをお楽しみいただきたいと思っています」(深谷さん)
みなさん歌舞伎町に訪れる機会があったら、ふらっと立ち寄ってみてはいかがだろうか。