ピルスナー、IPA、ベルジャン・ホワイト... 「クラフトビール」って色々あるけど、一体どんな違いがあるの?
2021.12.30 17:00
初心者にオススメの組み合わせは...?
まずピルスナーの味わいは、どうだろうか。
ゴクッと飲むと、すっきりしていて爽やか。苦味が少なく、グビグビと飲めてしまう。
深谷さん曰く「初心者の方でも飲みやすく、どんな食べ物にも合う」のが特徴だ。
「さらっとしたのどごしで、ビールが苦手な方でも飲みやすいと思います。アヒージョといった油分のある料理にピッタリかと!」(深谷さん)
ぷりぷりのエビとグツグツ煮えるオイルと適度な塩っ気。ピルスナーと相性抜群だ。
ではピルスナーより赤みがかったIPAや色の濃いダークピルスナーはどうだろう。
IPAは口に含んだ瞬間に、ビールの原材料の一つ「ホップ」の青草のような香りがグッと広がった。先ほど飲んだピルスナーよりビールらしい苦みが強く、味わい深い。
ダークピルスナーは、なんだかコーヒーに近い味。香ばしさとちょっぴり苦味がある中に、ほんのりと甘さを感じた。
「IPAはスピルナーよりホップや麦芽が多く苦みが強いことが特徴的です。ダークスピルナーもビターな風味で、どちらも味が対照的な甘みのある食べ物に合うと思います。
新宿エールのメニューでいうと、たとえば甘みと旨みの強いチリコンカンとチーズを合わせたローデットポテトかなと...!」(深谷さん)