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「夜の山道を歩いていたら、知らないおじさんが『何してるんだ』。そのまま家に誘われたので、断ると...」(千葉県・40代男性)

福田 週人

福田 週人

2021.12.10 11:00
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「お前たちほんとにバカだな」

そのことをおじさんに説明すると、

「お前たち普通じゃねーな(笑)。気に入ったから今から俺んちに泊まれ」

と言ってくれました。しかし、私たちは「旅の道中に人様の家には泊まらない」というルールを決めていました。なので、それを伝えるとおじさんは「お前たちほんとにバカだな」。

「仕方ない。ここをまっすぐ行くと車庫があるから、そこに泊まれ。人の家じゃないからいいだろう?」

彼は親切にそう教えてくれたあと、「腹は減ってるのか? 酒は好きか?」とも聞いて来ました。私たちが頷くと、「分かった。んじゃまた後でな」と言って、凄いスピードで消えて行きました。

車で去っていったおじさん(画像はイメージ)
車で去っていったおじさん(画像はイメージ)

私たちはそのまま、教えてもらった車庫に向かうことに。そこに着いて30~40分したころ、さっきの車がこれまた凄いスピードで戻ってきました。

おじさんは「うちの晩飯の残り」と言って日本酒の一升瓶をドンと私たちの目の前に置き、一言。

「さぁ、始めるか」
「良かったら旅の途中で食べて」
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