バナナマンにバナナジュース、そしてカレーにもバナナ...! 北九州市・門司港では「バナナブーム」が極まっていた
ついにバナナマンに遭遇!その正体は...
栄町銀天街から横に入った「栄小路」。そこにあるお店が、「てるちゃんのバナナジュース」だ。
21年4月にオープンしたこちらのお店。なぜ有名なのかというと...「てるちゃん」こと、御年70歳の菊池照代さんが看板娘なのだ。お元気!
「てるちゃんにぜひ会いたい」と思って訪れた筆者だったが、店が開いている日、てるちゃんが店頭にいる日は限られている。残念ながら筆者が訪れた日は会えなかった。無念......。
同店のメニューは「完熟バナナと牛乳のバナナジュース」(390円、税込み)。追加料金(50円)を払うと黒ゴマ、きなこ、あんこ等をトッピングできる。どれにしようか......迷った末に、筆者はスタッフおすすめの黒ゴマを注文した。
てるちゃんのバナナジュースを手に、記者が向かったのは門司港レトロだ。せっかくなので、海を眺めながら頂こうという魂胆である。商業施設「門司港レトロ 海峡プラザ」前の通りには、腰を下ろして一息つける場所もある。
なんて穏やかな昼下がりだろう。潮風に吹かれながら飲むバナナジュース(黒ゴマ入り)は格別だ。歯ごたえがあって、甘みの中に香ばしい苦みが感じられる。バナナと黒ゴマの相性の良さに驚きを隠せない。
おいしいジュースを飲み終えて、目線を海から通りに戻すと......奇妙な人影が目に入った。
バナナの皮をかぶったおっさn......ではない。
この人こそ、門司港レトロのイメージキャラクター「バナナマン・ブラック」だ(正直、想像していたバナナマンと違った......なんてことは思っていない)。
お隣では黄色い皮の「バナナマン」が勢いよく右腕を掲げている。2人組だからだろうか、初期のプリキュアに通ずるものを感じる......。この2人の人気も相当なもののようで、周囲には記念撮影を楽しむ人々の姿が見られた。
バナナマンたちに挨拶をすませ、付近を散策しているうちに気づけばもう夕方。そろそろ編集部にお土産でも買って帰ろうかな......。
門司港レトロには抜群の品揃えを誇る土産物屋「北九州おみやげ館」があるし、海峡プラザにもご当地グッズの店や、門司港レトロ限定のお菓子や食品を扱う店などが複数入っていて、お土産を買う場所には困らない。
筆者が購入したのは、バナナまんじゅうの「そのままバナナ」に「門司港 バナナ紅茶」、そして「門司港 バナナ梅酒」。バナナ系お土産がたくさんあるので、家に帰っても楽しむことができる。
バナナブームを全身で感じたい人には、北九州・門司港に行くことをおススメしたい。
<企画編集・Jタウンネット>