元気が良すぎるアワビ、魚屋のトレーから大脱走しようとする
北海道小樽市新富町にある南樽市場(なんたるいちば)は、古くから小樽市民の台所として知られている。鮮魚店をはじめとした新鮮で安い生鮮品、野菜、果物、肉、惣菜などを扱う、生活に密着した店舗が軒を並べ、威勢のいいかけ声が飛び交っている。
この南樽市場で代々続く老舗、阿蘇鮮魚店の公式ツイッターアカウント(@nantaru_aso)から、2021年11月15日、次のような写真が投稿され、話題となっている。

小樽産アワビが1盛1389円(税込1500円)で販売されているようだが、1盛とは、はたして何匹だったのか? 1匹のもあれば、8匹ほど載っているものもある。まるで、バラバラだが......。
写真には「アワビ移動しすぎて訳分からない事になってる」というコメントが添えられている。どうやら活きが良すぎて、移動してしまったらしい。まるで、奥へ奥へと逃げだしているようにも見える。
このツイートには約4万件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(11月18日現在)。
ツイッターにはこんな声が寄せられている。
「アワビの大脱走」
「一盛りにずいぶんバラつきがwww」
「真ん中のトレーのあわびが嫌われててぼっち説」
「値札の向きから右上が安全だと判断しているのですね」
「奥から2つ目のトレーください」
「そのうち皿から1匹も居なくなるんじゃ......」
Jタウンネット記者は阿蘇鮮魚店に詳しい話を聞いてみた。