ホンモノかと思った... 千疋屋総本店で「牛革製メロン皮」が配られているらしい
2021.10.19 21:00
「高品質なのに粗品」
14日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者のCさんによると、この「粗品」を渡されたのは、日本橋三井タワー内にある「千疋屋総本店 日本橋本店」。
「最初見た瞬間は『え...コースターって言ったよな?え...メロンの皮...?』と思いました。
紙製を想定してパッケージを裏返したところ説明書きが入っており、ツイートに記載したようにメロンから型を取って作った牛革の粗品と書かれていて、『コースターが牛革!?粗品!?』とビックリしつつ思わず笑ってしまいました。可愛く、高品質なのに『粗品』という表現に面白さも感じる素敵な特典だなととても気に入っています」(Cさん)
このメロンコースターに対し、ツイッターではこんな声が上がっている。
「めっちゃ欲しい」
「さすが千疋屋さん」
「よく読まないと、本物のメロン皮かと思ってしまうほど、そっくり」
「とても本格的な粗品ですね!」
そこで、記者は15日、「日本橋 千疋屋総本店」(東京都中央区)を取材し、営業の担当者にフェアの詳細を聞いた。
千疋屋総本店が扱うマスクメロンは、静岡県産の「クラウンメロン」。徹底した品質管理と栽培技術の下で実ったマスクメロンの中でも、厳しい検査基準に合格したものだけが「クラウンメロン」を名乗ることができる。
このクラウンメロンの栽培開始100周年を記念し、千疋屋総本店では21年10月1日~31日の期間に「静岡県クラウンメロン100周年記念 マスクメロンフェア」を開催。フルーツパーラーでは限定のプレート、スイーツを販売する店舗では限定の生洋菓子を販売している。
話題の「牛革で出来たメロンの皮のコースター」は、日本橋本店限定の粗品。担当者によると
「クラウンメロンアニバーサリープレートやクラウンメロンパルフェといったフェア限定商品をはじめ、通年アイテムのメロン杏仁やメロンシャーベッド等のメロンアイテムを、日本橋本店(1階メインストア・2階フルーツパーラー)でご購入いただいた方にお渡しさせていただいております」
とのことで、購入の金額を問わずもらえるという。
しかし、話題となったこともあってか、取材当時はすでに「結構枚数が減ってきています」。フェア自体は31日まで実施しているが、
「現在、追加予定はございませんのでなくなり次第、終了とさせていただく場合がございます」
としていた。