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「全集中・家族愛」だ...! 娘のおねだりに応え、父が発明した「箱」にほっこり

中沢 新

中沢 新

2021.10.13 11:00
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「ねずこの箱つくって」

愛娘からのそんなお願いを聞き入れるべく、奮闘した父親の写真がツイッターで話題だ。

阿蘇カラクリ研究所(@asokara)の公式ツイッターより(以下同)
阿蘇カラクリ研究所(@asokara)の公式ツイッターより(以下同)

2021年10月7日にこの写真を投稿したのは、熊本県阿蘇市で「人生のカラクリ」を日夜研究している阿蘇カラクリ研究所(@asokara)のツイッターアカウント。

こんなつぶやきを添えて、ツイートした。

「ねずこの箱つくって」久しぶりに子供から作ってと言われた。プライスレスだ。金も時間も無視して作る。似てるのは造形屋に任せたい。カラクリ屋は機能と実用性を重視、頑丈に作った。「恥ずかしいから出るな」嫁の声を振り切り集落を歩いた。娘の体重16kg。腰が痛くて死ぬかと思った。炭治郎すごい。

ねずことは、大人気漫画・アニメ「鬼滅の刃」に登場するキャラクター・竈門禰豆子(かまど・ねずこ)のこと。作中では、主人公・炭治郎が妹である禰豆子を木の箱に入れて背負っていることから、これを実際にやってみたかったらしい。

父が自作した巨大な岡持ちのようなデザインの箱は、子どもがすっぽりと入ってしまうほどの大きさ。

炭治郎になるべく、これを実際に背負って移動しようとしてみたら......。

「♪強く、なれる、理由を知った・・・♪」

お疲れ様です...!
お疲れ様です...!
「腰が痛くて死ぬかと思った」(阿蘇カラクリ研究所のツイートより)

娘さんの体重は16キロ、プラスして「機能と実用性を重視、頑丈に作った」という巨大な箱の重量が全身にのしかかる。

頑丈な分、背負い手への負担が大きいようだ。嬉しそうな娘さんとは対照的に苦痛に顔を歪める父。あまりの重さに、

「炭治郎すごい」

と、素直な心境をコメントしていた。

娘さんの要望を無碍にすることなく、なんとか実現させようとする父の姿にツイッター上ではこんな反応が。

「微笑ましくて癒されました 娘さんが大きくなった時すばらしい思い出になります!」
「いやただのめちゃくちゃいいパパやないか、全集中、家族愛」
「頑張ったお父さん、凄い、尊敬します」
「♪強く、なれる、理由を知った・・・♪」

頑張ったお父さん、本当にお疲れ様です......!!背中で語るスタイルを見習いたい、と思った父親たちも、多かったに違いない。

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