めっちゃリアル♡ オオサンショウウオで埋め尽くされた「オオサンビュー」なホテルに反響「永住したい」
2021.10.03 11:00
皮膚の表現をこだわり、リアルさを追求
クロスホテル京都と京都水族館はどちらもオリックス不動産(東京都)が運営する施設。
同じ京都府内にあるグループ会社ということもあり、同ホテル開業の18年より、毎年コラボレーションを行っている。広報担当者は、「OH! san View Room」について
「以前よりオオサンショウウオルームの企画立案をしており、晴れて今回コンセプトルームとして世に出すことができました」
と説明する。
念願のオオサンショウウオルームは、どのような点に力を入れ、こだわったのだろう。
「オオサンショウウオのイラストをリアルに描いたところです。上品でかっこよくかつ落ち着いたホテルの客室イメージを壊さないよう、大人かっこいいを表現するためにあえてリアルなオオサンショウウオを描いていただきました。
イラストは、京都水族館の飼育スタッフ監修のもと、これぞオオサンショウウオの特徴を表現しつつ、客室インテリアとしても成り立つように仕上げています」(広報担当者)
また、室内のオオサンショウウオは、京都水族館に1頭しかいない日本固有種のオオサンショウウオを描いているとのことで
「その特徴でもある、頭部の皮膚の表現(いぼの部分)をかなりこだわりました。
実際のオオサンショウウオ(固有種)と同じ印象になるように、細かく、ひたすら細かく描いています」
とも話した。京都水族館にいる固体を描いていたとは......。これは本物と見比べてみたくなってしまう。
6月21日から宿泊を開始して以降、28日時点で約190名が利用し、注目を集めているこのコンセプトルーム。
今回、あらためてツイッター上で話題となったことに対し、広報担当者は
「オオサンショウウオの人気の高さを日々感じております。
京都は歴史や文化に彩られた寺社仏閣の街ではありますが、実は豊かな自然にも囲まれており、ご体験いただけるアクティビティもたくさんあります。オオサンショウウオも実は鴨川に生息していて、野生のオオサンショウウオに会いに行けるツアーなんかもあります。寺社仏閣だけではない、京都の新たな魅力を今後ともお届けできたらと思います」
とコメントした。
ちなみに同ホテルでは7月から、京都水族館とのコラボルーム第2弾として「見上げる! MANTEN くらげルーム」の宿泊も開始している。こちらでは、くらげに囲まれて過ごせるそうだ。
オオサンショウウオに限らず、生き物が好きだという方はぜひクロスホテル京都に癒されに行ってみては。