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「手指の消毒」がフラグになっちゃう... 神保町に「注文の多い料理店」出現?込められたのは町への思い

井上 慧果

井上 慧果

2021.09.28 20:03
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なぜ「山猫軒」に?

この文房堂のディスプレイに対し、ツイッターでは

「山猫軒実在したのかw」
「食べられちゃう予感...」
「しっかり入り口で手指の消毒するのが怖くなるwww」
「アイデアが素敵」
「これは行ってみたい!!」

と幼少期を思い出して胸を躍らせたユーザーからの反応が多く寄せられている。

それにしても、どうして画材店が「注文の多い料理店」になっているのだろう。

28日、Jタウンネット記者が文房堂の広報担当者に同店の入り口について聞くと、

「実はこれ、10月1日から11月10日まで行われる『文学フェア』に向けてのものなんです」

と明かした。なるほど、だから宮沢賢治だったのか......。

発案者である売り場の担当者とスタッフ数名が22日から店頭で準備を進めていたそうで、

「1日にフェアが始まったら公式ツイッターでもお知らせをしようと内緒にしていたのですが、有難いことにそれより先に皆さんに見つけていただきました」

とのこと。

文学フェアに向けて...(画像は青のヘルベチカ@blue_materialさん提供、編集部で一部トリミング)
文学フェアに向けて...(画像は青のヘルベチカ@blue_materialさん提供、編集部で一部トリミング)

ディスプレイの文字はカッティングシート、猫の顔はスチレンボードという発泡スチロールを薄くしたようなもので作られている。画材を扱う同店では、このような製作に対する専門知識を持っているスタッフも多く、得意な分野を手分けして作っているとのことだ。

注文の多い料理店をモチーフにした理由は
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