あの時助けてもらえなかったら、おそらく生きてはいられなかったと思います――。
Jタウンネットが、皆さんの思い出に残っている「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集したところ、神奈川県の30代女性O村さん(仮名)から、そんなメールが寄せられた。
今から20年以上前、彼女が小学校1~2年生だった時のこと。
友人の家で遊び、帰宅する前に母に「これから帰る」と連絡を入れたという。
帰り道、横断歩道の向こうに母の姿が見えた。
信号は赤。早く母の元に行きたくて、青になったタイミングで駆け出した。
その瞬間、走り出した彼女の腕を、背後にいた女性が思いっきり引っ張ったという。