「迎えに来た母に早く会いたくて、青信号で駆け出した私。すると突然、背後から腕を強く引かれて...」(神奈川県・30代女性)
母が代わりにお礼を言ってくれたけど...
その横断歩道は坂を登り切ったところにあるため、トラックからは私が見えなかったのかもしれません。
あの時、女性が咄嗟に私の腕を引いて止めてくれなければ、確実にトラックにはねられていました。かなり大型のトラックでしたしスピードもあったので、そうなればおそらく生きていられなかったと思います。
女性3人組は口々に私に、
「大丈夫?」
「なんなのあのトラックは!」
「ほらお母さん来てるから安心して!」
と声をかけてくれましたが、私は驚きと恐怖と自分の不注意による恥ずかしさとで泣いてしまい、彼女たちにお礼を言うことができませんでした。
去り際も彼女らは「あんたよく反応できたわね!」「まだ若いわ!」と楽しそうにおしゃべりをしながら去っていかれて、それがかっこよくて印象的でした。
母が代わりにお礼を言ってくれましたが、未だに自分でしっかりお礼を伝えられなかったことを非常に後悔しています。この場をお借りして、本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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