「浴衣デートの途中で立ち寄ったファミレスで、女性店員が『ちょっと来て』。彼女は私をトイレに連れていき...」(新潟県・30代女性)
夏といえば花火大会。友人や恋人と浴衣を着て楽しんだ――そんな素敵な思い出がある人もいるだろう。
Jタウンネットでは、「あの時はありがとう」をテーマに、かつて親切にしてくれた、名前も知らない「あの人」とのエピソードを募集している。
新潟県の30代女性N代さん(仮名)から、寄せられたのは、花火大会にまつわる「ありがとう」だ。
N代さんは大学生時代、当時交際していた男性と花火大会に行った。
着ていったのは、浴衣。なんとか一人で着付けをして、デートを楽しんでいた。
しかし、そんな彼女を見て、声をかけてきた女性が居た。
10年たった今でも忘れられないという、N代さんの素敵な思い出をご紹介しよう。
見様見真似で着ていた浴衣を...
花火大会に行く途中だったか、帰り道だったかもう忘れてしまったのですが、彼氏とガストで夜ごはんを食べることになりました。
すると、女性の店員さんが私に話しかけてきたんです。
「あなた、ちょっと来て」
連れていかれたのは、お店のトイレでした。
私は当時、親元を離れていて、なんとか浴衣は手に入れたものの着付けをしてくれる人が居ませんでした。
だから、自分で見様見真似で着ていたのですが、間違えていたんです。
店員さんがそれに気づいて、サッとトイレで着付けをし直してくれました。
その店員さんは年もちょうど私の母くらいの年齢で、とても温かい言葉をかけてくれました。
またサッと直してくれた姿がかっこよくて、10年以上たった今もこの時期になると思い出しています。
当時はきちんとお礼を言えてたのか......不安ですが、どこかでお元気にされてたらいいなあと思っています。
あの時は、本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
そこでJタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集したい。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)